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ストーリー・セラー / 有川浩(幻冬社文庫)

 

お久しぶりな 有川作品。

 

 SideA SideB 

二つのお話から成っている。

 

また です。

このSideA 別の本で

かつて読んでました。

http://anmitu-1.jugem.jp/?eid=135

 

おんなじタイトルだなー、と思っていながら

全く忘れており。

まあ 再び楽しめたのだから

良かった 良かった。

 

 SideA SideB 両方

小説を書く女子が素敵な男子と出会い

恋が始まり 結婚し 突如 病が襲い

死に別れてしまう、というお話。

女子コミックのような

ライトノベルのような。

 

でも とっても王道で

涙腺 うっかり ウルウルっとなる。

移動時なんかに読んでると

電車 乗り過ごしそうになります。

 

最後の最後

ちょっとひねりのある括り方で

一冊が ぎゅっと引き締まった感じ。

 

 

 

 

 

2019.06.14 Friday | - | trackbacks(0)-

ぼくが、子どものころ、ほしかった親になる。/幡野広志(PHP)

既読の2冊に引き続き

とても意味深い本。

 

余命宣告を受けた幡野氏が

小さな息子さんに残す言葉。

 

「個」の意識がとても高い幡野氏。

孤独を恐れることなく

自由に「個」で生きる

智慧や 強さについて

綴られています。

タイトル通りの一冊。

 

曖昧な部分が 一切なくて

とてもシンプル。

だからこそ わかりやすく明瞭。

 

本人の中に一筋の

明確に大きな流れがあって

写真・狩猟・文筆

父・夫・個人

どンな場面でも

ブレない様子が伝わります。

強くなければ できないこと。

それは ご本人が著書の中で書いている通り

積み上げてきた自信の証。

 

自分を生き切ることに

誠実に徹する。

 

読後 ひとりひとりが

自分について考えるはず。

そんな力のある本でした。

2019.06.12 Wednesday | - | trackbacks(0)-

えがおのつくりかた / 矢野顕子

ちょっと前の本。

偶然 知って 古本を購入。

 

文字通り アッコちゃん本。

 

中でもアッコちゃんと大貫妙子

「鉄の女史たち 対談」が楽しい。

口を揃えて「50代 おもしろい」と。

「 若い頃じゃなくて 今がいい 」と。

 

同感!

 

糸井重里さんとの対談で

しきりに自分を

「サルだからね」と繰り返す

アッコちゃん節 ご機嫌です。

2019.06.10 Monday | - | trackbacks(0)-

写真集 / 幡野広志(Hobonichi Books)

評価:
幡野広志
ほぼ日
¥ 2,916
(2019-03-01)

書籍「ぼくたちが選べなかったことを、

選びなおすために。」と同時に購入。

 

海上遺跡の向こうに

孤独を見つめたような一部。

 

狩猟家の視点の二部。

ここは かなり衝撃的な作品もありながら

根底に「命」に対する敬意が反映している。

 

父の目で息子さんを見つめた三部。

 

この3構成ながら

各章の間に書かれた散文も

とてもとてもいい。

 

真理から目を逸らさない

覚悟を感じました。

 

2019.06.08 Saturday | - | trackbacks(0)-

ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。 / 幡野広志(ポプラ社)

優秀なカメラマンなのに

不勉強で存じ上げなかった。

Twitterで写真を見かけて

本書を知ることに。

 

余命三年を宣告されたご自身が

息子さんに残すもの、として

3人のインタビューを含め

ご自分の想いを綴っている。

 

表裏一体。

強さ と 正直さ

 

読み進める間

ひたすらにこれを感じる。

 

「自分を大切にしましょう」

 

よく聞く言葉だけれど

それには この二つが不可欠なはず。

幡野さんは 余分を一切省く勇気を貫き

ひたすらシンプルに この二本柱で

自分らしさを守り抜いている。

根底に 大きな 大きな 愛がないと

できるはずのない選択。

 

まだ若い世代なのに

学ぶことばかりです。

特に 家族に悩んだ過去がある人には

直球で切り込んでくるはず。

 

意味深い 一冊。

 

 

2019.06.08 Saturday | - | trackbacks(0)-

降霊会の夜 / 浅田次郎(朝日文庫)

評価:
浅田次郎
朝日新聞出版
¥ 713
(2014-09-05)

不思議なきっかけで招かれた降霊会。

そこで記憶の中の人々と再会し

引きずっていた想いに直面していくお話。

 

戦後の復興期。

時代に取り残され 不幸なまま逝った同級生と

その周りの人々。

逃げ場のない時代感。

 

大学紛争で揺れる学生時代。

恵まれた学生仲間たちと

その後 それぞれの人生。

自ら捨てた恋人への執着や

行き違いの恋心たち。

 

大きく二つの話で成立している。

降霊会というオカルトっぽい設定ながら

あまりそこは感じさせず

浅田ワールド 健在。

回想の中に 引き込まれてしまう。

 

やりきれない展開の箇所 箇所に

だからこそ 切実で痛切なフレーズが紛れ込んでいる。

 

 

「命はとうに見限っていたけれど

くたばるときには 誰かに

サイナラを言いたかったんだ」

 

「 忘れちまう罪は 嘘をつくより重いんだ」

 

「男は冷たくったっていい。変にぬるいやつより、

いくらか冷たいくらいでちょうどいいと思う。

だが 卑怯者はだめだ。いくらか卑怯者でもだめだ」

 

 

締めくくりは想定内ながら

それは問題にならないくらい

しっかりした一冊。

 

 

2019.06.03 Monday | - | trackbacks(0)-

万引き家族 / 是枝裕和(宝島社)

注目を浴びた映画を

鑑賞するタイミングを逃しており

一足先に書籍を拝読。

 

DV・虐待の報道が絶え間ない昨今

それに対する警鐘のようなお話。

 

辛いなあ。

辛いけど どこかユーモアも漂っていて

それが 人間っぽくて よけい 切なくなる。

 

一言で「家族の絆」と 言うけれど

答えは 人それぞれ。

良しも悪しきも

人それぞれ。

 

彼らには 彼らなりの絆があって

守るために 閉じて 孤立して

余計に 寂しくなってしまったんだよなあ。

 

映画 観なくちゃ。

2019.05.24 Friday | - | trackbacks(0)-

なくしたものたちの国 / 角田光代・松尾たいこ(集英社文庫)

なくしたもの

落としもの

いなくなった人たち

 

それはみんな なくしたものたちの国へゆく。

 

なくすんじゃなくて

おき忘れるんじゃなくて

ある日 突然 それらは あっちの国へ行ってしまう

だから なくなる

そこに行けば みんな ちゃんと存在している

 

きっと 子供の頃に

みんな ちょっとだけ想像したような

ありえないけど

どこか 懐かしい発想のお話。

 

「なつかしくなる日がくるわ」

 

友だちになったヤギが繰り返す言葉。

どんなことも 時間が先々へ運び

「過去」に変えてゆく。

時の流れに流されて 変化していく自分。

でも 「なくしものの国」には

あのままが残っている。

 

一見 摩訶不思議だけど

みんな 心の記憶にうっすら残っているような

古いアルバムをめくるような

静かで 優しい一冊。

 

2019.05.17 Friday | - | trackbacks(0)-

やがて海へと届く / 彩瀬まる(講談社文庫)

「骨を彩る」から

http://anmitu-1.jugem.jp/?eid=455

拝読 二つ目の作品。

 

3,11の震災で親友を亡くして3年。

戻らない友を求む気持ちと

不在という事実の狭間。

袋小路の日常は 淡々と でも常に揺れている。

 

突然 消えてしまった命と

取り残された命。

 

残された人間の日々に

やがて光が差しても良いのだ。

自分の「その時」まで

生きていかなくてはならない。

それはエゴや傲慢とは違う。

しかし わかっていても 人は揺れるのだ。

死の受け入れ方は

それぞれであり

だからこそ 応えは陽炎のように曖昧で

あまりにも儚い。

それが 生きている、という証なのでしょう。

 

既読作品同様 本当に

ヒリヒリ痛むように繊細な目線で

真実を求める切実な描写は

万人型ではないかもしれない。

 

でも「もし自分だったら」

 

そう自問自答しながら読む人は

多いはず。

2019.05.09 Thursday | - | trackbacks(0)-

東京パパ友ラブストーリー / 樋口毅宏 (講談社)

「順番が来ました」

 

一体 なぜこれを借りようと思ったのか

全く 思い出せないけれど

図書館のメールが来たので

拝借 拝読。

 

保育園で送り迎えするパパ友同士が

道ならぬ恋に落ちちゃった、という

ボーイズ・ラブのお話だから

なおさら なぜを予約したのか

不可解すぎる。

でも まあ あっさり完読。

 

女性議員を妻に持ち

己の野心を捨て 主夫に徹するパパ。

 

志を諦めた過去を持ちつつ

株取引会社 三代目社長のパパ。

 

形は違っても現状の自分に

根深い不満を持ったパパ同士が

真夏の打ち上げ花火のように盛り上がり

でも結果 刹那的な幕引きとなる。

 

その感想は

「結局 女って 怖いわー」 でした。(笑)

 

 

2019.05.06 Monday | - | trackbacks(0)-

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