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月島慕情 / 浅田次郎(文春文庫)

評価:
浅田 次郎
文藝春秋
¥ 586
(2009-11-10)

「気持ちをほぐしたい」

 

「思考を温めたい」

 

こういう時は 浅田を読むのだ。

 

時代や境遇に翻弄されながら

 

自分流の哲学を持って

 

ひた向きに生きている人たちの短編集。

 

幸福のなかには 同量の哀愁や哀しみがあり

 

ツラさの裏側で 人情の強かさが生を支えている。

 

 

どれもいいけれど

 

最後の「シューシャインボーイ」が秀逸。

 

外で読みながら

 

泣けてくるのを我慢するのに苦労した。

 

戦争で身寄りのなくなった男と少年。

 

偽りとはいえ親子として共に生きたお話し。

 

チャップリンのモノクロ活劇に通じる

 

”あの時代のヒューマニズム”が

 

とにかく やさしくて

 

その分 切ない。

 

 

これが古本コーナーで¥108。

 

もっともっと 価値がある。

2018.08.21 Tuesday | - | trackbacks(0)-

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