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おらおらでひとりイグも / 若竹千佐子(河出書房新社)

63歳 史上最年長で芥川賞受賞と

話題になった本。

変わったタイトルが記憶に残り拝読。

 

なかなか 手強い。

遠野出身の筆者

ひたすら 東北弁で綴る。

これ かなり読みづらい。

 

とはいえ都市郊外に長く暮らすも

故郷語で思考する自分にこそ本質を見る

桃子おばあちゃんのリアルは確か。

 

字は違えど

同じ「ももこ」だった母が

晩年 こんな想いだったのかなと

良くも悪くも 老いての孤独と悟りを考えた。

 

「本当の自分」はどこにあったのか?

 

親子 兄妹 夫婦 家族 

 

小さな社会単位の中

望まれるように振る舞ううち

自分の本質を見失う。

 

「はて どの時期が 本当だったのか?」

 

老いて いよいよ一人になって 

振り返ったところで

どれもピンと来ない。

結局 「今?」と行き着く。

 

そうかもな。

素で生きるのは

単体にならないと

難しいのかもな。

引き換えに のしかかる”孤独”。

それは角度によっては七変化する

厄介な でも 実は心強い 老いの隣人。

 

「とにかくお年寄りには 優しくしよう」

 

読み終えてしみじみ思ったのは

わたし ひとり?

 

 

 

2019.09.19 Thursday | - | trackbacks(0)-

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